築46年マンションを予算300万円で劇的刷新!水回りを外さない賢いコストカットと「扉なしオープンクローゼット」で叶えた広々快適な3LDK
築46年・71㎡のマンション(3LDK)にて、総予算300万円で実現した賢い部分リノベーション事例です。
設備(水回り)は既存のまま活かしつつ、職人の施工範囲を最小限に抑えることで大幅なコスト削減を徹底。DIYで水色に塗装されていた和室を含む2部屋の和室を、統一感のある現代的な「和洋折衷空間」へと生まれ変わらせました。
収納面では、あえて扉を付けない「オープンクローゼット」を計3箇所に新設。折れ戸をなくすことで大幅な予算削減と通気性(湿気対策)を確保しつつ、将来的にロールスクリーンをキレイに設置できるよう袖壁や下地を工夫しています。玄関ドア開口の撤去によるLDKの開放感アップや、下駄箱のDIYベース設置など、施主様の理想とご予算に寄り添ったアイデア満載の施工です。
- 時期
- 2026年7月初旬~8月上旬
- 期間
- 約1か月
- 内容
- 内装全般 クロゼット3か所オープンクロゼット 建具新規 電気工事 クリーニング (給排水設備工事無し)
- 予算
- 約300万円
「DIY塗装された和室を洗練された和洋折衷空間へ。関係職人を絞る工夫とロールスクリーン対応の袖壁造作で、コスパ・湿気対策・美観をすべて両立!」
1. はじめに:築46年・71㎡。予算300万円で賢く叶える部分リノベーション
Before➡After 【和室】


今回プラスパーホームが手掛けたのは、築年数46年、専有面積71㎡(3LDK)のマンション部分リフォームです。以前一度水回りのリフォームが完了していたこともあり、今回は既存の水回り設備をうまく活かしながら、住まい全体の快適性とデザイン性を底上げする「総予算300万円」の計画をご提案しました。
リフォームのポイントは、「無駄な工事費を極限まで削るコストパフォーマンスの追求」と、「オープンクローゼットを活用した空間の開放感と通気性の向上」です。
2. DIY塗装の和室を、趣ある「和洋折衷空間」へ再構築
Before➡After【塗装された和室】


Before➡After【クロゼット】


LDKに隣接する6畳の和室2部屋は、以前の住まい手によるDIY塗装(水色)などが施され、全体的に統一感が失われている状態でした。そこで2部屋のテイストをそろえ、現代の暮らしに馴染む「和洋折衷部屋」へと生まれ変わらせました。
① 洋風和室(水色DIY部分)➡ 和洋折衷の6畳和室へ
- 表層刷新:畳の表替えを行い、天井・壁をクロスで全面貼替。一面にはスタイリッシュなアクセントクロスを採用しました。
- 建具変更:戸襖引き戸から、パナソニック「ベリテス(メープル柄・シルバー取っ手)」の開き扉へ変更。
- 一体型オープンクローゼット:旧押し入れと収納を解体し、1つの大きなオープンクローゼットへと集約。クローゼットの端に「袖壁」をあえて造作することで、中の枕棚の端が見えず、部屋側からスッキリ見える収まりにしています。
② もう一つの6畳和室 ➡ 統一感のある和洋折衷部屋へ
- 和の美しさを活かす造作:天袋を解体し、既存の中棚をキレイに再利用しつつパイプハンガーを新設。畳の表替えとアクセントクロスでモダンな印象に。
- ロールスクリーンを見据えた下地造作:両サイドにある梁(はり)に合わせて袖壁と天井を造作し、開口部をキレイな「四角」に整えました。これにより、将来施主様がロールスクリーンを取り付ける際、スキマなくキレイに納まるよう配慮しています。
また、屋上に近い天井部分のシミが気になったため、部分切開をして屋上からの漏水の有無を目視確認。管理組合様へ報告できる状態を整えた上で、薄ベニヤとクロスでキレイに補修いたしました。
3. 【オープンクローゼット】コスパ・広さ・湿気対策を叶える3つのメリット
Before➡After【押入れ➡OPENクロゼット】


Before➡After【押入れ➡OPENクロゼット】


今回の工事では、和室2部屋とLDK隣接の洋室の「計3箇所」にドア(折れ戸)のないオープンクローゼットを採用しました。床面には綺麗なベニヤを施工し、既存押し入れの深い奥行きをそのまま活かした大容量の収納スペースです。
💡 ドアを付けないオープン収納のメリット
- 大幅なコストパフォーマンス向上:折れ戸などの建具代・施工費をまるごとカットできます。
- 空間が広く見える:ドアの開閉スペース(デッドスペース)が不要になり、お部屋全体が広く感じられます。
- 抜群の湿気対策:マンションの押し入れにこもりがちな湿気を防ぎ、カビの発生を抑制します。
ホコリが入るというデメリットもありますが、「将来的にロールスクリーンやカーテンレールを設置できる下地」をあらかじめ組んでいるため、暮らしに合わせて柔軟に隠すことも可能です。
4. LDKと洋室:床の貼替と開口撤去で広がる開放感
Before➡After【リビング入口ドア撤去➡OPEN開口】


Before➡After【和室カーペット➡リビングに続くフローリング張り】


Before➡After【和室引き戸➡開きドアドアストッパー】


LDKおよび隣接する洋室(旧カーペット敷き)は、床材の経年劣化や床鳴りを丁寧に補修・調整しながら、統一感のあるフローリングへと貼り替えました。
- LDK入口ドアの撤去:玄関ホールからLDKに入る扉をあえて撤去し「開き戸の開口のみ」に。視線が奥まで抜け、空間が一気に広く見える効果を生み出しています。
- ドアストッパー(床戸当たり)の工夫:クローゼットをオープン化したことで壁面がなくなり、一般的な戸当たりが設置できない課題がありました。そこで床から突き出すタイプの戸当たりを避け、納まりに配慮した枠施工を行っています。
5. 【予算削減の真骨頂】関係職人を絞り、水回りを「動かさずに」刷新する知恵
Before➡After【洗濯パン外さず内装施工】


Before➡After【便器外さず内装施工】


After【下駄箱押し入れ・仕上げをシンプルに】


今回の最大の特徴は、「水回り設備(洗面台・便器・ユニットバス)を一切撤去せず、表面と周辺部だけを新築同様に美しく仕上げたこと」です。
通常、ドア枠や床のクッションフロア(CF)を交換する際は、洗面台やトイレを一時脱着するため「水道屋さん(設備屋)」の手配が必要になり、人件費が跳ね上がります。 今回は以下のアプローチでコストを大幅に削減しました。
- 職人手配の最適化(ワンストップ施工):電気工事で入る電気屋さんの工程に合わせ、照明の引掛シーリング交換などを同時に依頼。関係する職人の職種を極力絞ることで、無駄な現場経費をカットしました。
- 洗面・トイレの床・枠の取り合い施工:ドア枠の交換に伴い、既存設備(洗面台や洗濯パン)とのわずかな隙間までクッションフロアをキレイに貼り伸ばす高度な技術で対応。高さのある樹脂ソフト巾木を採用し、見た目もスッキリ仕上げました。
- 玄関下駄箱の施主支給ベース造作:既製品の下駄箱枠を撤去後、下地ベニヤを床フローリングと高さを合わせて施工。施主様が今後お好みの下駄箱(奥行40cm程度)をご自身で購入・設置できるよう、床下地が隠れる38cm奥行でキレイにベースを整えました。
6. おわりに:「賢い引き算」で叶える、大満足のリフォーム
Before➡After


Before➡After


Before➡After


築46年のマンションも、すべての設備を新しくする必要はありません。「活かせるものは活かし、職人の手配を最適化する」「オープン収納で建具代を浮かす」といった知識と工夫があれば、総予算300万円でもここまで美しく、開放的な住まいに生まれ変わります。
「予算内でどこまでリフォームできるか知りたい」「コストを抑えつつ賢く綺麗にしたい」という方は、ぜひプラスパーホームへご相談ください!