「既存を活かして、賢く一新」築25年の戸建て賃貸を技術者の目利きで再生
築25年の戸建て賃貸リフォーム。今回はオーナー様の息子様ご家族が新たに住まわれるということで、
「コストを抑えつつ、新生活を気持ちよく始められる清潔感と安心感」をテーマに、ポイントを絞ったリノベーションを行いました。
最大のこだわりは床のリフォームです。既存の床暖房を活かすため、わずか1.5mmの薄型床材「ウスイータ」を採用。
剥がすコストとリスクを最小限に抑えつつ、メープル柄の明るい空間へ一新しました。
さらに、最新のシステムキッチン「シエラS」や、お掃除が楽な浴室「リデア」への入れ替えで、家事効率を現代基準へアップデート。
加えて、入居後のトラブルを防ぐため、点検とリペアを徹底。
2階トイレの微細な水漏れ修理や、巨大な絨毯の現場クリーニング、建具の微調整など、「技術者集団」ならではの細やかな配慮を尽くしました。
予算を諦める前に知ってほしい、賢いリフォームの最適解です。
- 時期
- 2026年2月下旬~3月末
- 期間
- 約1か月
- 内容
- 部分リフォーム・修繕・全室クリーニング
- 予算
- 約350万円
パナソニック「ウスイータ」で既存床暖房を活かし、見えない配管トラブルも完治。息子様家族が安心して暮らせる「新生活」へのアップデート。

1. 「賃貸リフォーム」こそ、プロのバランス感覚が問われる
Before修繕前




戸建て住宅の賃貸経営において、オーナー様を最も悩ませるのが「リフォーム予算」と「入居率(清潔感)」のバランスです。特に築年数が20年を超えてくると、水回りの旧式化や内装の劣化が目立ち始め、全面的にやり直せば莫大なコストがかかります。
しかし、部分的な修繕だけでは、今の入居者が求める「清潔感」や「機能性」を満たせず、空室リスクが高まる――。
After施工・修繕後




今回は、築25年の戸建て住宅の2階・3階部分。元々賃貸として貸し出されていたこのスペースを、今回新たにオーナー様の息子様ご家族が借りられることになりました。
当店は営業職を置かない「技術者集団」として、この難題に対し、「既存の良さを活かしつつ、不具合をゼロにし、新生活を気持ちよく始められるレベル」までピンポイントで引き上げる、賢いリフォームプランをご提案しました。
2. 【床材】既存床暖房を死守せよ。高性能薄型フロア「ウスイータ」の選択
今回のリフォームで、私たちが最も技術的な「目利き」を求められたのが床回りです。
- Beforeの課題: LDKや玄関の床面は、長年の生活で擦り切れて汚れが目立ち、玄関框も劣化が進んでいました。しかし、この床下には既存の床暖房が元気に稼働しており、これを活かすことがコストダウンの鍵でした。
Before床


通常、フローリングの貼り替えには、既存の床を剥がす必要があります。しかし、床暖房の上に貼られた床を剥がす行為は、床暖房の配管やマットを傷つけるリスクが非常に高く、もし破損すれば床暖房自体のやり替えという大工事に発展してしまいます。
施工中➡After




- プロの回答: 私たちが採用したのは、Panasonicの高性能薄型床材「ウスイータ(メープル柄)」です。わずか1.5mmという驚異的な薄さのため、既存の床の上に直接貼っても、床暖房の熱伝導をほとんど妨げません。剥がすコストとリスクをゼロにしつつ、表面は新品そのものの輝きを取り戻せます。
- 施工のこだわり:
- 「框(かまち)」も上貼り: 玄関の顔である框も、ウスイータ専用の框材を既存の上から貼ることで、解体せずに一新しました。
- 「背の高い巾木」の魔術: 既存の壁クロスを利用する場合、新しい床との間に微細な隙間ができることがあります。私たちは、あえて不陸調整用の「背の高い巾木」を採用。既存壁クロスとの「取り合い(接合部)」のズレを完璧に隠し、全体をシャープな印象に整えました
3. 【Kitchen】機能性は「現代基準」へ。コストはクロス貼替で調整
Before➡After


キッチンは、L型の旧式から、最新のLIXIL「シエラS」へ入替。扉面材をスムースホワイト、カウンターをベーシックホワイトに統一し、空間全体を明るく清潔な印象にしました。 かつての卓上食洗機からビルトイン型へ変更したことで、調理スペースが飛躍的に拡大。さらに引き出し収納を採用し、現代の家事動線に合わせた使い勝手の良いキッチンへと生まれ変わりました。
ここでのコストダウンの工夫は、壁クロスの扱いです。キッチンの背面パネルは新調しましたが、唯一落書き等の汚れが目立っていた腰壁面のみをピンポイントで貼り替え。既存のクロスと違和感なく馴染むよう配慮し、「新品のキッチン」が自然に馴染む空間に仕上げています。
Before➡After


4. 【Bathroom】最新設備「リデア」で、賃貸の常識を超える清潔感を
Before➡After



水回りの刷新は、住まいの満足度に直結します。システムバスは、お掃除のしやすさで定評のあるLIXILの「リデア(1616サイズ)」を採用しました。
- まる洗いカウンター: カウンターを外して裏側まで洗えるため、カビの発生を抑え、洗いにくい壁や床もラクな姿勢で掃除できます。
- パッとくるりんポイ排水口: 渦のチカラでゴミをまとめ、カンタンにポイッ。汚れが付きにくく、詰まりにくい排水口です。
- キレイサーモフロア: 独自の表面処理で汚れがつきにくく、スポンジが奥まで届く形状。冬場もヒヤッとしません。
さらに、オプションで照明をダウンライトへ変更し、天井周りをすっきりとおさめることで、賃貸住宅であることを忘れさせる、上質なバスタイムを演出しました。
5. 【点検・リペア】「見えない不具合」こそ、技術者が最も時間を割く場所
今回、当社が最も時間を割き、技術者としての責任を果たしたのが、実は「点検とクリーニング」です。賃貸オーナー様が最も恐れるのは、入居直後のトラブルです。
水道・電気各所点検


絨毯クリーニング



床補修リペア


戸当たり 交換・修理


- トイレ漏水修理: 既存利用のトイレ・洗面周りでは、徹底的な「通水テスト」を実施。その結果、2階トイレの給水配管継ぎ目から、微細な水漏れが起きているのを発見しました。もし点検を怠れば、入居後に息子様家族の手を煩わせ、最悪の場合フロア材にダメージを与えていたでしょう。私たちは、この配管をその場で確実に修理しました。
- 現場絨毯クリーニング: 洋室に敷かれた巨大な絨毯。持ち出してのクリーニングが難しかったため、現場でバキューム等を駆使した特殊クリーニングを実施。フローリングへの浸水に細心の注意を払いつつ、新品同様の清潔感を取り戻しました。
- ドア・建具のリペア: ドアや床についている「戸当たり」の劣化を交換し、一部床のリペア補修と家全体のクリーニングを実施。新しくすべき場所と、直して使う場所の線引きを明確にしました。
6. 複数名で丸一日。「職人魂」が宿る徹底クリーニング

サッシクリーニングBefore➡After


既存のものを生かすリフォームにおいて、最後の決め手は「清掃」です。 サッシのレール、窓ガラス、換気扇――。特に汚れが目立っていた箇所を重点的に、複数名のスタッフが丸一日をかけて、家全体をくまなくクリーニングしました。「ここまでやるか」という徹底的な磨き上げが、新しく住まわれる息子様ご家族への、私たちからのギフトであり、技術者としての誇りです。
賃貸オーナー様、予算を諦める前にプラスパーホームへ
賃貸住宅のリフォームは、全面貼り替えや最高級設備の導入だけが正解ではありません。 「既存の床暖房を活かすためにウスイータを選ぶ」「見えない漏水を事前に潰す」。
これらは、営業トークではなく、現場を知り尽くした「技術者集団」だからこそできる、細やかな提案と施工です。
今回のリフォームで、コストダウンをしつつ、全体に明るくすっきりとした「新生活の舞台」が整いました。 予算は限られているが、快適性は諦めたくない。
そんな賃貸オーナー様、ぜひ一度プラスパーホームにご相談ください。技術者の目利きで、あなたの物件に「納得感」のある新しい価値を与えます。