下地不良のクローゼット劇的改善❕マンションクローゼット下地補強改修工事
マンションのクローゼット扉の開閉不良に対応した施工事例です。
枠上部を開口したところ、下地がボードにしか固定されていない箇所が多く、これが不具合の原因でした。
木軸による下地補強を行い、扉の動きはスムーズに改善。お客様のご希望で工事途中の状態も確認いただけるよう、床養生を工夫しながら住みながらの改装に配慮しました。
施工前・施工途中・施工後の写真も交え、下地補強と養生の重要性を伝える内容です。ぜひご覧ください。
- 時期
- 2025年11月
- 期間
- 約3日間
- 内容
- クローゼット下地補強工事

今回は、マンションにお住まいのお客様より「クローゼットの扉の開閉が重く、動きが悪い」というご相談をいただき、現地調査から施工まで担当いたしました。見た目には大きな破損がなく、レールのゆがみも軽度だったため、原因をより正確に把握するために枠上部を部分的に開口して内部の状況を確認することにしました。



開口してみると、想定以上に下地の状態が良くありませんでした。本来であれば、扉枠はしっかりと木軸に固定されているべきところ、実際は石膏ボードに直接ビス留めされている箇所が多く見つかりました。この状態では、扉の開閉時に枠が少しずつ動いてしまい、結果として不具合が生じやすくなります。見えない部分ですが、建具の安定には下地の確実な施工が不可欠であることを再認識させられるケースでした。


問題箇所が明確になったため、木軸を新たに組み直し、しっかりと補強したうえで枠を固定し直しました。補強後は手応えの違いがはっきりと分かるほどがっしりと安定し、扉の動きもスムーズに。お客様にも実際に触れていただき、改善を体感していただきました。


今回の工事は「住みながらの改装」でした。また、お客様ご自身が「下地の状態を自分の目で見て確認したい」とお考えだったため、施工途中でも安全に見学できるよう、床の養生には特に配慮しました。通常より広めに保護範囲をとり、見学の動線を確保しながらも、埃や傷がつかないよう工夫した養生方法は、お客様にも安心していただけたポイントです。

施工中は、下地の状況を写真で記録し、施工前・施工途中・施工後の3段階で記録を行いました。普段は見えない部分だからこそ、「どのような状態だったのか」「どのように改善されたのか」が分かる写真は、お客様の安心につながる大切な情報です。

工事完了後、お客様からは「原因がはっきり分かってよかった」「扉が軽くなってストレスがなくなった」と満足のお声をいただきました。扉の不具合は表面的な調整だけで解決する場合もありますが、今回のように下地に問題が隠れているケースも少なくありません。
見えない部分の施工品質と適切な養生の重要性を改めて感じた現場となりました。
今回の施工事例については動画でも公開していますのでそちらも併せてごらんください。