
白を基調に開放感あふれる明るい空間へ♪マンションリノベーション工事
白を基調としたペニンシュラ型オープンキッチンとリビングから洋室につながる開放感あふれる空間になった、マンションフルリノベーションの施工事例です。ぜひご覧ください。
- 時期
- 2024年12月~2025年1月
- 期間
- 約2か月
- 内容
- マンション全面フルリノベーション
- 予算
- 約680万円
今回は白を基調としたペニンシュラ型オープンキッチンとリビングから洋室につながる開放感あふれる空間になった、マンションフルリノベーションの施工事例をご紹介します。
before→after


今回の一番のポイントは従来の分譲マンションに多く見られるI型キッチンスタイルから、今注目のペニンシュラ型のオープンスタイルキッチンにリニューアルいたしました。
【ペニンシュラ型キッチンとは?】
「ペニンシュラ型キッチン」とは、キッチン本体の左右どちらかが、壁に接している対面式キッチンのことを指します。
ペニンシュラとは「半島」という意味です。 カウンターが半島のように突き出たレイアウトが特徴で、一般的に、従来の「壁付けタイプのI型キッチン」よりもカウンターの奥行きが広くなります


豊富なメリット
ペニンシュラキッチンは、アイランドキッチンの良さを持ちながら、アイランドキッチンの弱点をカバーするメリットがあります。
・コミュニケーションが取りやすい対面キッチン
ペニンシュラキッチンは、アイランドキッチンと同様に対面キッチンなので、キッチンに立つ人の視線がリビング側に向くように設置されます。料理中もリビングやダイニングにいる人とコミュニケーションが取りやすいのがメリットといえます。
また、リビングから目を離さずに済むため、小さなお子様がいる家庭では、調理中もその様子が確認できます。緊急時にもすぐに対処できるので安心感が高いでしょう。
・間取りの自由度が高くバリエーションも豊富
ペニンシュラキッチンは、キッチンの片方を壁付けにするレイアウトなので、比較的限られたスペースにも設置できます。一方、アイランド型キッチンは両サイドに通路を確保する必要があることから、設置に広いスペースが必要となります。
キッチン前部にカウンターを設置すれば、テーブルカウンターのように使うこともできます。
今回も食事ができるカウンタータイプを採用しています。
・油跳ねを防止しながら開放感を失わない
存在感のあるパーティションを置くと室内が狭く感じられることがあります。ですが、ガスコンロ周りは油等が跳ねたりも気になりますよね。今回はセンターキッチン用ガラスパネルを採用。
キッチン前が透明ガラス仕様になっており、開放感を演出しています。
・空間の開放感が高い
ペニンシュラキッチンは独立型キッチンと比較すると、開放性が高く、リビングやダイニングと一体となった空間を楽しむことができます。一方、壁付けキッチンは作業中の視線が壁に向くため、作業に集中しやすいのが魅力です。しかし、閉鎖的な空間に置かれるので、空間が狭く感じる方もおられます
最新設備とデザイン性の高い機器




お部屋が見渡せるアイランド用ガラスキッチンパネル
物が取り出しやすい引き出しタイプの収納
ホワイトスタッコ柄の面材にブラックの取っ手がスタイリッシュなデザインに仕上がってます。
キッチン用タッチレス水栓 ナビッシュ
水栓に触れなくてもセンサーに手をかざすだけで吐水/止水ができます。浄水器ビルトイン型や業界初のお掃除楽々台座など、キッチンのための簡単、キレイをさらに追求した製品です。
before→after




和室を洋室に変更と同時に大開口の三枚引き戸を採用。リビングからつながる開放的な空間に生まれ変わりました!キッチンまで見通せる広々空間を実現❕床の高さも和室の段差を調整して、バリアフリーな床になっています。
大型三枚引き戸の施工事例はこちらもご参考ください。
大型三枚引き戸で大空間に!




パナソニックの漆喰ホワイト柄を採用。オーダーで三枚連動引き戸をつけていますので、部屋としての機能も維持しながら、開けるとリビングと一体になった大空間になりました。
奥には壁掛けTVを取り付ける予定ですので、かなり大きなサイズのTV・もしくはプロジェクターなどもゆったりとお楽しみいただけると思います。
before→after


和室の押し入れを撤去し、新たに天井までの扉がついた、クローゼットに変身♪洋服もたくさん入りますね。最近の吊戸棚は、間仕切りをつけなくても天袋から釣り金物で補強してより無駄のない収納になっています。よく採用される商品の一つです。
照明器具でアクセントを
before→after


絵画やミラーを飾る場所にダウンライトを配置してお部屋の空間をよりおしゃれに演出しています。
ライティングダクトで食事カウンターを演出



ペニンシュラキッチンのカウンタータイプを採用。キッチンの反対側でお食事ができるスタイルに。
併せてライティングダクトを入れて、お施主様のこだわったペンダントをつけてます。
キッチンの雰囲気にもマッチしたデザインで、夜になるとより雰囲気を演出してくれます。
リノベーションのよさの一つに、配線や配管の移設が可能なことがあげられると思います。
こうした新しい生活スタイルが可能になるのも魅力の一つです。
白を基調にアクセントクロスとのコーディネート
before→after




もともとのお部屋はドアがベージュ柄、押し入れ扉がブラウン柄、巾木がソフト巾木とバランスが少しちぐはぐな感じがありましたが、今回リビング同様。建具と巾木を漆喰ホワイト柄に統一。バランスの取れたカラーコーディネートで落ち着いた空間を演出しています。
細かいパーツカラーをそろえて統一感を



トイレのペーパーホルダーやドアノブもキッチンの取っ手と同じくマットなブラックを採用。お部屋全体に統一感が生まれます。トイレはワンポイントアクセントクロスでシックな空間に演出されてらっしゃいます。
水回りは機能性を生かしてシンプルにまとめる
before→after






水回りはシンプルなカラーでまとめています。洗面化粧台はお掃除が楽な壁水栓タイプ、浴室のライトもお手入れしやすいダウンライトタイプになっています。
最近の設備機器はお手入れのしやすい製品が多く出ていますので、ぜひショールームでも見ていただけるといいと思います。
機能性とデザイン性を備えたエコカラット
before→after



玄関には全体の姿が見れる姿見ミラーとエコカラットを採用しました。
エコカラットの特徴と効果について
エコカラットは、住宅設備メーカーのLIXILが開発した、内装用のタイル状の壁材です。調湿機能や脱臭効果、有害物質の吸着・低減などの機能があります。
【特徴】
日本の伝統的な土壁や砂壁をヒントに開発されました
多孔質セラミックスという微細な孔(あな)を持つ素材を使用しており、高い吸放湿能力を有しています
色や柄のバリエーションが豊富で、インテリア性が高いです
耐水性や清掃性も優れています
【効果】
湿気や臭い、有害物質などを吸着します
室内の湿度変動を安定させ、結露やカビ、ダニ発生の抑制が期待できます
冬期に問題となる過乾燥を抑制し、快適空間を維持する効果があります
ホルムアルデヒドやトルエンなどの有害物質を吸着、低減します
玄関周りやトイレ水回りなど主に湿気や臭いの気になる壁面のアクセントに採用されることが多いです。エコカラットの使用事例はこちらもご参考ください。
いかがでしたでしょうか?リノベーションの良さをフルに生かして、ご自身の理想の暮らしの形を実現できるのが魅力です。詳しくはYouTubeでも公開していますので合わせてごらんいただければと思います。